やまもとこうじ♡ネパール バイハルチャ!

青年海外協力隊でネパールの学校へ!!

ネパール防災教育訓練第3段

3回目は同期の任地のシンズリでした。
シンズリはカトマンズから南へバスで5時間行ったところにあります。今回は、先生たちへの訓練を校長先生たちが集まる校長会に合わせて行いました。そのため、土曜を挟むことになり、シンズリの滞在期間は4日間になりました。

今までと同様、1日目は先生たちに地震の仕組みと日本の避難訓練の紹介をしました。その後、学校の避難マニュアルを校長先生を中心に作りました。
僕はそこを担当しました。
避難経路や、避難後の先生たちの動きを一緒に考えていきました。

ネパールでは、日本のようにきっちりとした防災計画なんかはないので、最低限のことを決めます。

決まったのは、各教室からの避難経路
、校庭避難後の担任の人員確認、先生による建物安全確認です。

1日開けて2日目は担任の先生から子どもたちに地震の仕組みことや、避難方法を伝えてもらいました。
その後、避難訓練をしました。

継続的に訓練を行うために、訓練の大事さを実感してもらえればいいのですが、ネパールでは大地震から日が経ち、意識が下がっている状態です。

訓練後は、みんな「いい訓練をしてくれた。」と言ってくれるけど、それで終わってしまうことがほとんどということが課題です。

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